受注販売に思うこと

6月の新作販売会にご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

いつもどんなにギリギリでも通販前は詳細をブログにまとめていたんですが、今回はそれが間に合わずだったのでただいま絶賛大反省中です。この日程を逃したらしばらく通販開催するタイミングないかも…?なスケジュールだったので、こう、無理やりねじ込んでしまったんだよね。YES言い訳です。

告知も何もかもギリギリだったにもかかわらず、今回もたくさんのご縁をいただきました。本当にありがとうございます。

即納分、受注分ともお届けまでよろしくお願いいたします*


通販の際は割と頻繁に(年3回ぐらいかな?)受注デーも設けている私ですが、開催するとき実は毎回ものすご~~~~く悩みます。今回も悩みました。すごく。

怖いんです、受注。

粘土って意味わからないんです。自分が一度制作したものを、同じ材料使って同じ工程辿って同じように作っても、同じ見た目に仕上がらないってこと、めちゃめちゃよくあるんです。それがすごく楽しくて好きな部分でもあり、すごく怖くて困る部分でもあります。

なのでご注文を抱えているあいだは毎回本当に怖くって。

お客さまのたいせつなお金をお預かりして、時間かけて精一杯作って、なのに仕上がりがうまくいかず見本画像とかけ離れてしまったら……?2~3カ月もお待たせした末に、がっかりさせてしまったら……。想像するだけで胃がベリーベリーきゅっとなるんです。

じゃあたくさん作って毎回即納で出せばいいじゃないって自分に突っ込んだりもするんですが、必要数が分からないものをまだ姿が見えない購入者さんに向けて闇雲に大量に作るっていうのは、それはそれでかなりの勇気が必要だったりするんですよね。

“この人たちのために作る!”っていうのがはっきりしないといまいち頑張りきれない厄介な性格をしています。

でもまぁなんだかんだ、わたしの気持ちをギュギュっと要約するとこれなんだな。

受注ありがとうって言っていただけることがすごくすごく多いので、なんだか自分が役に立てたような気がして、正直それがうれしくて続けているのが現状です。なので身体を壊したりでっかい壁とかにぶつからない限りはこのスタイルを続けられたらいいなって思っています。どうか今後ともお付き合いいただけたら嬉しいです。

ここまで自分の不安ばかりをだらだらつづってしまいましたが、受注通販って購入する側だってめちゃめちゃ怖いし不安ですよね。

この価格に見合うものが手元に来るのか?そもそもちゃんと届くのか?って。トラブルとかもかなりよく聞くしね。

にも関わらず信頼してご注文くださる皆さまには感謝してもしきれません。そのあたたかさを裏切らないように、よりよいものを制作できるように、これからも精一杯やっていきますね。